tortillaの日記

文章を書くのは日々のできごとの整理。

勉強と生活と習慣

上の子が9月から小学校に上がったが、頭の中に疑問符が浮き上がることが多くなった。日本と台湾の違いなのか私が育った家庭と今住んでいる家庭の違いなのか、もはやわからなくなることが多く、もやもやが日増しになってきて、ストレスにもなってきた。とにかく、吐き出さないことにはどうしようもないので、ここに書いてみることにする。

小学校は月曜から金曜まで、1年生は週に1回午後まで授業があるが、その日以外の4日間は午前授業を終えて給食を食べて下校だ。基本的に送り迎えが必須で、うちから学校まで歩いて5分の距離だが、毎朝私がスクータに載せて送っていき、義母が迎えに行く。こんな近いのに送り迎えかよ、とも思ったが、物騒な世の中になってきてもいるのでしかたがないとは思っている。

学校には制服という名のジャージがあり、それを着ていくことになっているが、週に1日私服で登校していい日がある。もちろん毎日ジャージを着て行ってもいい。ところが、うちの子のクラスはその私服当校の日に体育の授業がある。体育着は学校には置いていないし、話を聞けば、私服で体育をするらしい。おいおい、ちょっと待ってよ。せっかく立派な体育着ジャージがあるのに肝心な体育の時間に着ないなんて…。夏はTシャツ短パンだからともかく、冬はだいぶ厚着をさせているのにそれで体育の授業だなんて、余計に風邪をひきそう。ということで脱ぎきしやすい服装をさせているが、台中の天気なら体育は1年中半そで短パンで大丈夫だろ!?というのは古い体育会系の考え方なのだろうか…そもそも台湾にはそんな思想が存在しなそうではあるが...。

小学校に入ったばかりの頃は注音符号という発音記号の練習をしていたが、2か月経ったあたりから漢字の練習をするようになってきた。習う漢字は一二三山川…と言った生易しいものではなく、さすが漢字表記の言語、ものすごい数の日本でなら中学年高学年で習いそうな漢字を習ってきて、宿題はそれの練習だ。毎日のように漢字の小テストもあるらしい。ちなみに自分の名前は幼稚園で練習していたのでもう書ける。

義母が宿題を見ているのだが、付きっきりであーだこーだとアドバイスや檄を飛ばしたりしている。お目にかなわないような字を書けば、消しゴムで消されて書き直し。小さい頃からそのような習慣づけをしてやらないと字がきれいにならないらしい。字がきれいじゃないといい仕事に付けずお金が稼げないらしい。字がきれいに越したことはないが、そこまで厳しくしてそれほどいい影響があるのか疑問を持っている(むしろ悪影響だと考えている)私は宿題を見るときも子どもに任せていたので、結局義母が見に来て大人2対子ども1の状況になったのですっと身を引いた。私だったら、緊張してもっと字が汚くなるわ。勉強を押し付けては元も子もないとは思っているが、義母はそのやり方で2人の息子を立派に育て上げたのだから、子どもすらいない私は反論する気も起らない。したいようにしてもらえばいいと思っている。

極めつけは朝食をとりながら、英語のCDを聞いて、漢字の書き取りテスト。
いったい何をさせたいのか全く分からない。まず自分でご飯を食べるのが先じゃないだろうか。いつまで食べさせてもらうんだろうか、漢字が重点なら英語を聞いて気がそれないのか、英語が重点ならご飯を食べながら聞くのはともかく、漢字のテストをしながら聞いても右から左に流れるだけだろう。この光景はいつまで続くんだろうか。

まだいろいろあるような気がするが、とりあえずこの辺で。

中国語と私

台湾語について書いておきながら、中国語について書かないのは自分の中にもやもやが残るので、ここでは中国語について書いてみたい。

台湾語 - tortillaの日記

 私が「中国語」という言葉は北京語、マンダリンなどとも呼ばれる。中国語では普通話(大陸)、國語(台湾)と呼ばれる。
高校卒業後に初めて中国へ行った時から、中国語を勉強したいと思い始めた。幸い、大学の第二外国語で中国語を選択できたので、それ以来もう10年ほど中国語と付き合っている。

私が習った中国語は全て大陸(特に北方)の中国語だと思っている。大学時代、中国留学時代の先生は大陸(ほぼ北方)出身か大陸に留学経験または大陸のことを研究している先生だった。

私の感覚では大陸の中国語(普通話)と台湾の中国語(国語)は関西弁・関東弁のような違いだ。使う単語や発音は違うけれど、意思疎通は可能。そんな感じである。あとは字が違う。大陸では簡体字、台湾では繁体字が使われている。

前の記事でも少し触れた。

初めての台湾 - tortillaの日記

私の中国語の習得方法は大量の耳からのインプットと必要に迫られてのアウトプットなので、文法が苦手だ。だから、人に中国語を教えることは苦手だし、自分の表現がどれだけ正しいのかもよくわからない。
大学での講義は当時先生が開発していたパソコン教材を使ったのもだったので、文法の講義を聞いたことはほとんどなく、教科書の文法解説も全く読んだことがない。ただ毎回パソコンの前に座って(リスニング・並び替えの作文・単文、長文のディクテーション)の課題をひたすらやっていくというものだった。宿題も大量で、しかも当時の私はタイピングの遅さはずば抜けていて、答えがわかっていてもタイプが遅く、課題をクリアするのにかなりの時間がかかった。そんなおかげで毎日のように中国語に触れていたので、例文は全部暗記できたし、骨格のぶぶんはそのままにして単語を替えて自分で作文を作ったりしていた。習っていた字は簡体字だったし、字を覚えることは簡単だった。

留学時代は語学センターの規模が小さく、初心者、中級、上級のクラスしかなかったので、中級のクラスに入った。クラスではわからない文法がよくわからない中国語で説明されていたが、勉強のスタイルは変えられず、同じように聞いて聞いて聞いた。アウトプットでは仲の良かった中国人の友人にもだいぶ助けてもらった。留学先の大学で知り合った子と週に1回言語交換をしたり、別の友人を通じた知り合った友人と毎日のようにチャットをしていた。チャットに没頭しすぎたおかげで、留学後期の成績は微妙だったが、アウトプットの訓練ができたのはよかったと思っている。

その後、1年数か月ほど日本で生活し、台湾へ渡った。

台湾へ来たばかりの頃は中国語を話すとよく、「中国の中国語だ」と笑われたものだった。巻き舌音が多い北方の中国語を勉強していたのでしかたがなかったが、当時は矯正しようと意識していた。数か月前、留学時代の友人と久々に中国語で会話をしたら、「台湾の中国語になっている」と言われてしまった。リスニングを重視…と言うよりも聞いたことをまねするという勉強法は一貫していたし、仕方がないのかなと思っている。
書くことについては繁体字は読めるがあまり書けない。簡体字は書けるが、ぱっと出てこない。状態になってしまって、中国語でメモするときは簡体字繁体字、日本の漢字それにピンインと呼ばれるアルファベットでの発音表記がごちゃ混ぜになったメモを書いている。人には見せられないので、書くことに対しては強い苦手意識がある。

書いているうちに自分の中国語学習歴になってしまった。

今年の目標と振り返り

今年もあと1ヶ月だ。ちょっとした時間があって、今年書いたブログを読み返していたけれど、いろいろあった年だったな。と思う。それらがあるから、今の自分がいたり、今の生活があったりするわけで、どんな自分でも否定することはしたくない。書きかけのことや書いておきたいけど書いていないことなどを書いて、総括してから新しい年を迎えたいな。と思っている。

今週のお題「2017年にやりたいこと」 - tortillaの日記


今年一番の目標だったはずの「年末年始に実家に帰る」は達成しない予定だ。帰りたいのはやまやまだけど、今年は5、9、11月と3回帰省したので、予算がないというのが正直なところ。これは引き続き、来年の目標に設定する予定。夫の同意も得ているので、叶いそうだ。と年始に言っていた言葉を繰り返しておく。

2つ目の目標「1人で車に乗れるようになる」
これも達成できたとは言いがたい。先月実家近くで初めて1人で運転したが、怖すぎて、5分くらいでgive up。最寄駅から、駐車場まで運転するつもりだったが、1人で駐車できる気がしなかったので、まず家に帰って助っ人の要請をした…。情けない。台湾に帰ったあと、夫教官の元で練習中。これも来年へ持ち越し。

3つ目の目標「結婚式について何かしら話を進める」
達成できた。11月に実家近くで小規模の披露宴をした。台湾ではしないことに決めたので、結婚式に関することは終わった。結婚後約1年9ヶ月。やっとここまで来れたのは、安堵と嬉しさと感謝と…まぁ、色んな感情が渦巻く。これについては1つの記事にしたいと思う。

目標についてはこんなところだ。