tortillaの日記

文章を書くのは日々のできごとの整理。

夏が来た 渡辺美里

夏の歌というと何曲か思い浮かぶ。
高校の部活の思い出と一緒に思い出すゆずの「夏色」、大学受験の思い出と一緒に思い出すポルノグラフィティの「ハネウマライダー」、中学生の頃の夏休みの思い出と一緒に思い出すZONEの「secret base~君がくれたもの」とWhiteberryの「夏祭り」、ざっと挙げるとこんなものだろう。

secret base - tortillaの日記

あとひとつ、忘れてはいけない夏うたは渡辺美里の「夏が来た!」だ。
もともとは親が渡辺美里のアルバムをカセットにダビングして車の中で聞いていたのだが、私も車に乗るとそのカセットを聞くことになるので、聞いているうちにその中のひとつ、「夏が来た!」がとても気に入った。

「夏祭りには帰ってこいよ」
暑中見舞いの絵はがきには
たった二行のきみの言葉
私の心を決めさせた

とか

本当の夏が来た 生きているまぶしさ
本当の夏が来た もう友達じゃないきみがいる

とか、夏のさわやかなまぶしさを感じる。もちろんいつもの妄想癖で、そんな「絵はがき」来ないかなとか、「きみ」みたいな人が現れないかなとか、も考えていたけれど。

お盆休みには毎年長野へ家族旅行をしていて、その旅行中、山道で窓を全開にして、妹とよく大声でこの曲を歌っていた。涼しい風に吹かれながら、気を許せる仲間と歌うのは本当に気持ちがいい。

久々に「夏が来た!」を聞いて、またこんな夏休みを過ごしたいな…と思ったけれど、アラサーが親の運転で旅行してその後ろで大合唱…なんて図を思い浮かべると、思い出としてそっとしまっておこうという気になる。

渡辺美里 「夏が来た!」(Live in Seibu '91 + MV) - YouTube