tortillaの日記

文章を書くのは日々のできごとの整理。

思い出の家族旅行

思い出の家族旅行といえば、毎年お盆の旅行だ。
父方の祖父母の故郷へお盆の挨拶がてら、家族旅行を楽しむという、いつから始まったのか定かではない毎年恒例の行事だ。もちろん、今も続いている。3泊4日か2泊3日の短い旅行で、うち1日は親戚へのあいさつ回りだが、楽しかった。
小学生のころから父方の祖母と同居、母方の祖父母の家も車で30分あれば行ける距離だったので、長期休みの前に友だちが「北海道のおばあちゃんちに行く~」とか、「石川のいなかに行く~」とか言っていたのがうらやましかったが、それに対抗できる唯一の旅行がお盆の旅行だった。(なにをそんなに対抗心燃やしてたんだろう笑)
行く途中の車の中で、カセットに合わせて大声で合唱したり、持ってきたぬいぐるみで妹と遊んだり、おばあちゃんが用意してくれたお菓子をほお張ったり。目的地に近づくと、窓を開けてひんやりとした空気を吸ったり…。書き出してみると他愛もないことばかりだが、ずっと好きだった旅行だ。