tortillaの日記

文章を書くのは日々のできごとの整理。

今週のお題「おかあさん」

おかあさん、と呼んでいる人は2人いる。
自分の母と夫のお母さん、義母だ。義母とは一緒に住んでいるので、この先の人生、母と一緒に過ごした時間より、義母と一緒に過ごす時間のほうが長くなるかもしれない。

結婚した時、義母は私にも私の家族にも「自分の娘のように大切にするから安心してください。」と何度も言ってくれたし、その言葉通り本当によくしてくれる。もちろん、他人同士の遠慮もあったり、息子(夫や義兄)と同じようだとは思わないけれど、体調を崩せば、それに合わせて特別な料理を作ってくれたり、病院を予約しに行ってくれたり、食事の時間も寝込んでいれば、「食事きっちり取らないとよくならないよ、起きて食べなさい」なんて言ってくれるのはこの歳になれば、義母くらいしかいないだろう。「うるさい!黙ってろ!」と思うし、現に態度にも出しているが、それでもそこまで気にしてくれることには(数日後に)感謝している。
精神的に参っているときには「どうしたの?」とか、「何かあるなら、母さんに話しなさい。」とか、いろいろ心配してくれるのもありがたいのだけれど、できればほっといてほしい、触れないでほしい、というのが私の本音だ。
ずかずか私の領域に入ってくる義母だが、逆に言えば、彼女がそうすることによって、私たちの距離が埋まってきたことも否めない。義母との関係を築くうえで避けては通れないことなのかな、と少しは冷静に考えることができるようになってきた。

義母を母のように慕うことはできないけれど、感謝はしている。明日は母の日、ちゃんと感謝の気持ちを伝えたいと思う。

今週のお題「おかあさん」