tortillaの日記

文章を書くのは日々のできごとの整理。

中絶をした理由

自分が死にそうになった夢を立て続けに見たのは、実は偶然ではないと思っている。

死にそうになった夢(人口抑制篇) - tortillaの日記

死にそうになった夢(白い部屋篇) - tortillaの日記


ちょうど死とか生命とか生物とかの定義を考えて自分の行動をどうにか消化しようとしているところだからだ。悪いことではないと言い切れないので書き留めておくかどうか迷ったけれど、転機が訪れるきっかけでもあったような気がするのでやはり書き留めておこうと思う。

題名の通り、人工妊娠中絶をした。

順調に妊娠を進められる心理状態ではなかったので、自ら望んで中絶をした。どんな状態であったかはまたいずれ筆を執る機会があれば書こうと思うので、今回はそこには深く触れないでおく。
母親の精神状態は子どもに影響すると思ったし、子どもを産めたとしても育てられるような状態ではなかった。母親になれば強くなるとか子どものために強くなれるとか世間一般でよく聞くけれど、そんなふうに好転するなんて考えることもできなかった。

なんで妊娠してしまったかといえば、一度実家に帰ってリフレッシュしてから、物事を客観的にとらえることができるようになった、つらい気持ちの時でも自分の状況を俯瞰できるようになった。ストレスと戦う免疫が十分ついたんじゃないか、と感じた。それで、夫とも話し、妊娠に対するガードを緩めてしまったのだった。その後、一時状態が帰省前より悪化してしまい、また、負のスパイラルに陥っていくことになってしまった。この部分はどんな言い方をしても言い訳じみているのだが、短い間の良好な時期に取り返しのつかないことをしてしまった、というところだ。

いちばん初めにかかった産婦人科では「できるだけ産みなさい」と言われたけれど、私の様子が沈んでいたからか、「もし産まないのなら…」と中絶処置を行っている別の病院を紹介してくれた。妊娠発覚後、夫には自分の考えを全部話したが、中絶にはやや反対だった。結局、紹介してもらった産婦人科に二人で行き、私が当時服用していた抗うつ剤は胎児に影響が出る虞があるので、妊娠を続ける場合は服用をやめる必要があると言われたことが決定打となって、中絶に同意してくれた。

調べた結果、超初期には服用している薬が胎児に影響を与えることはほぼない、それに服用している薬も超微量だったが、自分の精神状態では本当に無理だろうとしか思えなかった。

長くなったので、ここで一区切りしようと思う。