tortillaの日記

文章を書くのは日々のできごとの整理。

愛ちゃんの結婚会見を見て

福原愛と江宏傑の結婚会見で盛り上がっている。私も興味津々で日本の会見の質疑応答を文字に起こしたものは呼んだし、台湾での会見は録画を見た。イケメンの江さんにかわいくてきれいな愛ちゃん、とても絵になる夫婦だと思う。愛ちゃんの振り袖姿を見て、「愛ちゃんきれいだよね~」と夫に言ったら、「着物着ればいいじゃん。一番きれいな姿見せてよ。」とさらりと返されてしまった。そうですよね。着たけりゃきればいいんですよね…。

台湾の家族も興味があるみたいで、夫は日本のテレビで放送されていた「台湾の結婚事情特集」のようなもののカット集を見つけて、「日本人にはそう見えるのか」と言っていたし、父は日本での記者会見を特集した新聞記事をを写真に撮って家族のライングループに投稿し、「この日台夫婦は夫がスーツで妻は和服というふうに両方の習慣を合わせてるんだから、息子たちもそうすればいいじゃないか」とメッセージを送ってきた。夫は「いや、別にスーツ着ないとか言ってないし、彼らは結婚式じゃなくて記者会見でしょ」と返すと、「話し合いすらしないのか」と何やら雲行きが怪しくなってきた。私は傍観者を決め込んで何も返さなかったけれど、「着たいもの着ればいいじゃん、以上。」という感じ。

それにしても、愛ちゃんがうらやましいなと思うのは会見で、「旦那さんも旦那さんのご両親も卓球選手として現役続行することを理解し、応援してくれている」、ということ。結婚は二人だけのことじゃなく、家族もかかわることなので、その家族の理解と応援があるってこれから生活する上でとても重要なことだと思う。
台湾の両親(特に父)は私が仕事をしていることを快く思っていないので、まぁそこのところがめんどくさい。夫は私が仕事をすることを応援してくれるけれど、たまに父の機嫌が悪くなると、「お母さんは毎日家事と子どもの世話で大変なんだし、お父さんはお金あるんだから、そんな働かなくたっていいじゃないか、家のことをもっとしなさい」とこんな直接的ではないけれど、端的に言えばそんな意味のことを言ってくる。夫の給料だけでは子供の教育費やら自分たちの雑費は賄えないし、父が援助してくれるわけでもない(そんなのもいらないけれど)から、私がただ自分の遊ぶ金ほしさのために働いているわけじゃないのに、仕事に行ってネチネチ責められるのは女の私。あぁ、理不尽。男は外で働き、女は家の中っていつの時代の考え方だよ…。と夫以外の人のからの干渉が正当化されるのが結婚のめんどくさいところだと思う。昔は男の人は妻が増えるだけで、基本的にはずっと同じ家族と暮らせるんだからいいよなと思っていたけれど、夫は夫で自分の親と妻の間の調整役を務めなきゃいけないのも結構なご苦労だと思う。それを今頑張ってしてくれているので、夫には感謝している。

同世代のスター愛ちゃんがこれからも歩みたい道を歩めることを心から祈っている。