tortillaの日記

文章を書くのは日々のできごとの整理。

今週のお題 「体調管理」

この冬はかなり体調管理に気をつけている。

冬は気温の変動も大きく、夏のような暑さかと思えば、次の日の朝には10℃くらいまで下がったりするし、中国大陸からの風に乗ってPM2.5が飛んで来る+火力発電所が近い+バイクと車が多い と複数の要因が重なって、空気が著しく悪くなる。

もともと風邪をひくと咳がひどくなる体質で、毎年この時期に風邪をひくと咳が1ヶ月くらい続いていた。風邪くらいじゃ病院へ行きたくないのだが、仕事にも支障が出るし、夜も咳で眠れなくなるので仕方なく病院へ行く。でもそうしたところで、薬を飲んでも、症状はあまり変わらないし、吸入をしても直後は咳がもっとひどくなるし、なんだかなぁ…と思っていた。結局忘れた頃によくなるのだが、病院に行った効果があったのか、関係ないのかもよくわからない。そんなことが数年も続いたので、今年は風邪をひかないように、特に咳が出ないように、気をつけている。

・バイクに乗るときはマスク(日本から持ち込んだ機能性が高いもの)を必ずして、悪い空気を体に入れない。

・食事の時には栄養素を意識する。 野菜やタンパク源をたくさん食べるようにする。

・黒糖しょうが湯を飲む。 体が冷えやすい私に義母が勧めてくれた。おいしい。

・運動するよう意識する。 交通手段を自転車(マスク着用)にしたり、筋トレも始めた。

効果があってか、この冬はまだ風邪をひいていない。空気が悪い日はやはり咳が出るが、それも長続きすることはない。毎年冬は足が冷たくて、くつ下をはかなきゃ眠れなかったのも、今年はまだ大丈夫だ。快適に過ごしているので、これからも続けていきたいと思う。

今週のお題「体調管理」

我が家のヘルパーさん

ほぼ毎日、ヤフーニュースをチェックしているのだが、その中でも、特集は結構気に入っている。社会の様々な場面について程よい分量で書かれているので、よっぽど興味がないものじゃない限り、だいたい読んでいる。
その中で、台湾の外国人ヘルパーに書かれている記事があったので、それについて、私も書いてみたい。

news.yahoo.co.jp

このブログの中でも触れたことがあるが、夫のおじいさんも一緒に暮らしている。

おじいさんと日本語と私 - tortillaの日記

昨年の春?夏?におじいさんが転んで股関節を骨折し、車いす生活することになったのがきっかけで、うちにもフィリピン人のヘルパーさんが住み込むようになった。子どもたちはすぐ彼女になつき、おじいさんや義母にも明るく接し、家が明るくなったような気がする。「外国人」である私にとって、彼女が来て仲間が増えたような感覚で、家の中の「?」も共有できたり、ほんの束の間でも自分が家の中で感じていることを少し話してみたりできることは本当にありがたいと思っている。

ヘルパーさんを選ぶにあたって、義母がどこからか「フィリピン人なら、子どもに英語を教えてもらえる」という情報を持ってきて、フィリピン人を希望することになった。その後、業者から数人の情報が送られてきて、リリーが選ばれ、うちにやってきた。
彼女は自分自身のことをリリーと呼び、私たちもリリーと呼んでいるが、本名は別にあるようだ。来た当時は中国語も台湾語もほぼわからないようだったが、だんだんとわかるようになってきている。24時間おじいさんにつきっきりで、身の回りの世話をしている。食事は義母か私が作っているが、それ以外、掃除洗濯トイレの世話薬の管理…すべてリリーがしている。その他にも夕食後の食器片づけ、朝のゴミ出し、などもやってくれている。記事の中では週1回休みがあると書かれているが、リリーには休みがなく、代わりに休日手当が払われている。休日なく働いているとどこかに支障が出てくるのでは?と思うのだが…。

リリーに対して家族たちは基本的に良くも悪くも家族同然のように接していると思う。
うちの家族は外から来た人に対して変に距離を取ろうとすることがない。何もお構いなく、すべて自分たちのペースだ。外から来た人間としても変に気を使うことはないし、見下されている感じもほぼない(たまに、だからフィリピン人/日本人は…。という言葉も聞こえてくるが)し、そういうところは見習いたい。

さて、うちのことばかり書いてしまったが、この制度、やはり家庭に溶け込んでいくだけにあって見えづらくなっている部分は多々あると思う。3か月に1回ほど役所の人が面談に来るらしいが、ものの5分ほど話して終わってしまうらしい。形だけといったところか。
リリーは日本へも行こうとしたことがあったが、言葉の壁で断念したと言っていた。
台湾と日本の介護の現状は大きく異なるが、この先さらに外国人に頼らざるを得ない状況になるだろう。家庭に入り込む台湾と施設で同僚と連携していく日本の現状。両方に親を持つ身として、この問題には注目していきたいと思っている。

1年の振り返りスピーチ

たまには、仕事の話を。
昨年の年末最後の授業で「1年を振り返ってみよう」というテーマで、1コマ(90分)授業をした。それをしようと思い立ったきっかけは、「今年最後の1コマが残ってしまった!さぁ、どうしよう」という計画ミスだったが、結果的にはこの授業ができてよかったと思っている。会話クラスやほかのクラスでは旧正月前に、できれば2コマ3コマ使って、1年の振り返りをしたい。

大まかな授業の流れとしては、

1、各自で1年間にあったことを思い出してみる。

2、思い出したことの中で、一番思い出に残っていることを1つ選ぶ。

3、その思い出についてペアで話す。

4、思い出について、作文を書く。

5、思い出についてクラスメイトの前で発表。

6、発表を聞いて、コメントを書く。

こんな感じの計画を立てた。

1、1年間にあったことを思い出してみる。
これに関してはほぼうまくいったと思う。漠然としすぎていると思ったので、1年を4つに分けた。最初は春夏秋冬で分けようと思ったのだが、夏が長すぎるので、3か月ごとに分けた。日付をはっきり覚えていることは少ないだろうから、あいまいでいいと付け足し。それから、なるべくたくさん思い出してほしいと思ったので、1つの期間でだいたい2つくらいは思い出してみようと付け足し。
→ここはうまくいって、手帳を広げたり、スマホの写真をみたりして、1年に何があったか真剣に考えている様子だった。旅行とかの大きなイベントだけでなく、遊びに行った先で犬を拾って飼い始めたとか、連休中も休日出勤したとか、学生たちも様々な日常を送っていることが垣間見られた。

2、思い出したことの中で、一番思い出に残っていることを1つ選ぶ。
これは、3以降のことをするための下準備。「1月に××して、2月に△△して、…12月に○○しました。」と列挙するだけで終わってしまうことは避けたかったので、1つに絞って、それについて詳しく話してもらうことにしたかった。
→ただ漠然と「いちばんのものを選んでください」と指示するのではなく、最終ゴール(スピーチをする)を提示してから選んでもらえばよかった。

3、その思い出についてペアで話す。
ここはペアによって明暗が分かれたところ。「自分のことを話す」というのはみんなできるが、「相手の話を聞き、会話を広げる」ことができたペアとできなかったペアがあった。目的としては作文を書く前の下準備として、お互いに考えを引き出しあうことだったが、できた人とできなかった人で雲泥の差だった。
→「相手の話を聞き、会話を広げる」練習をしてこなかった結果だと言える。どうやってその練習をさせればいいのか、方法が見つからない…。

4、思い出について、作文を書く。
これについては概ねできた。
→読み手がいることをもう少し意識させればよかったかもしれない。3の活動が4にいい影響があったかどうか、よくわからなかった。

5、思い出についてクラスメイトの前で発表。
これの前に、前に出たときの話し方について確認をした。聞き手がいることを意識して、どんなことに注意すればいいか。スピーチの初めと終わりにはどんな言葉を話したほうがいいか。始めに名前とスピーチのテーマを言い、終わりには、「以上です、ありがとうございました。」ということに決定。
→発表はそれぞれ個性のある発表をしてくれた。作文添削の時間があれば、それをしてから発表させたいなと思う。聞き手もそれぞれ楽しそうに聞いていた。

6、発表を聞いて、コメントを書く。
事前にプリントを配り発表者に対してひとことふたこと、聞き手からのフィードバックをする。一人ずつコメントを発表させる時間もないので、紙に書いてもらい、後日手渡す。
→指示がうまくできず、実行できなかった。回収したプリントを見ると、多くの学生は発表の要点を書いていた。互いの発表内容を理解していたことがわかり、安心したが、やはり発表者へのフィードバックとして使いたい。

授業後はプリントを回収し、プリント、主に作文の添削をした。
一コマの授業としては詰め込みすぎたが、このように4技能使えるような授業を定期的に行っていきたいと思う。