tortillaの日記

文章を書くのは日々のできごとの整理。

今週のお題「カラオケの十八番」

私はカラオケというより歌うことが好きなので、しょっちゅう歌っている。歌手になろうとか合唱団に入ろうとか考えたこともないので、下手の横好きだ。小さい頃から好きなように好きなだけ歌っていた気がする。お風呂とか登下校とか。

カラオケに行くようになったのは中学生の頃だけれど、カラオケで誰かと歌って踊って騒ぐというよりは、自分の好きな歌を好きなだけ歌いたいほうだったので、少人数でひたすら歌うカラオケが好きだった。

中学生の頃は仲のいい友達とセガカラの採点機能で遊んだものだ。その時の十八番はユーミンの「春よ、来い」とポルノグラフィティの「サウダージ」だ。この2曲は必ず900点代後半が取れた。

【色情塗鴉】悲歡歲月Saudade ReLIFE#7 ED【PG中字】 - YouTubeサウダージ

春よ、来い~ 松任谷由実-荒井由実 - YouTube


その頃はポルノが大好きで、彼らの曲は全部歌えた。その中でも「サウダージ」は私にとっては一番歌いやすかった。
「春よ、来い」は朝ドラがやっていた頃から好きな曲だったけれど、探し方もよくわからぬまま、中学の国語の教科書に歌詞が出てきたのを機に歌うようになった。ユーミンの歌は音程がちょうどよく、歌いやすい。

台湾のカラオケにも日本の歌がいくつか入っているが、上の2曲は入っていないことが多い。*1日本人の友達と行く場合はモー娘。とか津軽海峡冬景色とかみんなで歌って盛り上がる。台湾人のカラオケは歌って場を盛り上げるというよりは、自分が好きな歌を歌ってその歌が好きな人が一緒に盛り上がるという感じなので、場の雰囲気を気にすることなく、好き勝手に歌える。とはいえ、多少はみんなが知ってそうな歌を選ぶけれど…。誰も気にせず、本当に歌いたい曲を選ぶときは「蘇州夜曲」を選ぶ。十八番と呼べるほどではないが、今のところ台湾のカラオケでいちばん気持ちよく歌える曲だ。

石川さゆり - 蘇州夜曲 - YouTube
こんなふうにきれいに歌えるようになりたいなぁ…。

今週のお題「カラオケの十八番」

*1:DAMなどの日本の機器を専門に取り扱っているカラオケ店もある

今週のお題「卒業」

卒業と言えば卒業式。小学校、中学校、高校、大学と4回経験したけれど、そこで印象に残っているのは音楽。せっかくの機会なのでまとめておきたい。

・小学校
小学校の卒業式に参加できるのは5年生と6年生だった。5年生は在校生の代表として6年生を送り出した。「また会う日までさようなら」という曲を歌った。1番が卒業生、2番が在校生。私は2番の歌詞の「ちいさなきずを つくえにのこし おおきなうたごえ みみにのこし」という部分が好きだ。6年生がいなくなってしまうちょっとした寂しさにぴったりだった。

【合唱曲】またあう日までさようなら 二部合唱 - YouTube

そして、卒業式を終えたあと、5年生は「記念樹」を合奏して1~4年生は花のトンネルを作って6年生を送り出す。記念樹も好きな曲だ。合奏だったので、歌詞は知らなかった。確か鍵盤ハーモニカを吹いた気がする。

記念樹 [あっぱれ学園/あっぱれさんま大先生] 高音質 - YouTube

ちょっと曲紹介から脱線するけれど、1~4年生までは卒業式が終わる時間に合わせて登校して、送り出したら紅白まんじゅうをもらって下校する日だったので、わくわくする日だったことも覚えている。

・中学校
式典に関してはまるっきり覚えていないけれど、卒業式の前の日か卒業式の日か担任の先生がユーミンの「卒業写真」を歌ってくれた。低めの声でユーミンの歌がよく合う歌声だった。親の影響でよくユーミンの曲は聞いていたけれど、いつもスキップしていたので、その時初めてじっくり聞いた。中学校の周りには柳の木が植えてあって、中学は線路沿いにあったので、
「話しかけるように 揺れる柳の下を 通った道さえ今はもう 電車から見るだけ」
という情景を想像してみたり。今考えると大多数が中学卒業すれば大人の仲間入りだぜと思っていただろう中学3年生に送るには格好の曲だと思う。ませた感じが中三生を引き込みそう。
後日談…
高校は自転車通学で中学の周りの柳の下を毎日通っていた…。

荒井由実 Yumi Arai 卒業写真 - YouTube

・高校
高校の卒業式と言えば、最後の第九(歓喜の歌)の全員合唱。卒業式は1~3年生全員参加で式典が終わると、音楽の先生が体育館の真ん中に置かれた指揮台に上って、指揮をする。それに合わせて生徒、先生、保護者全員で第九を歌うのだ。保護者を含む校外の列席者には式次第と一緒に第九の楽譜と歌詞が配られる。ドイツ語で歌うので歌詞の意味はよくわからなかったが、全員で歌う高揚とした雰囲気が好きだった。女子高だったのでソプラノとアルトだけだった。歌う部分も動画の1:56~1:45だけだけど、高揚感はまさにこんな感じ。また歌いたい!

一万人の第九 歓喜の歌 (08年 大阪城ホール) - YouTube 

 ・大学
大学の卒業式で思い出すのは校歌ぐらいなので、省略(笑)

今週のお題「卒業」

今週のお題「何して遊んだ?」

子どもの頃、よく外から虫やらを捕まえてきては虫かごに入れて飼っていた。
あおむし、ばった、こうろぎ、かたつむり、ざりがに、おたまじゃくし、そんなところだろう。
特に知識があるわけでもなかったので、飼い方がわからないものは図鑑を調べてみたり、図鑑にも載ってない場合はそれと似た生き物の飼い方を真似てみたり、捕まえたところの草を虫かごに入れてみたり、それなりに試行錯誤しながらやっていた。

あおむしは蝶になると思って飼っていたら、さなぎから出てきたのが蛾だった(!)り、おたまじゃくしは何度も育てたけれど、手足が出てきてしっぽが短くなっていよいよ蛙になるかというところで、死んでしまい、結局蛙になるまで育て上げたことがない…。ざりがには何度か脱皮をして大きくなって、水槽の水を換えるときには家の前の道は砂利道はだったので、そこで遊ばせたり、楽しく育てていたけれど、真夏のある日、水槽を家の中に入れるのを忘れて、出かけてしまい、気づいたときにはすでに茹で上がってしまっていた…。子どもの遊びの域を出ず、捕まえては死なせ…という感じだった。生き物もが死んでしまうと必ず家の外に墓を作って、そこに埋めた。花が咲いていればその花を供えて手を合わせた。

その中でもかたつむりは唯一(?)成功した例と言ってもいいだろう。雨の日の石垣で何匹かのかたつむりを捕まえて、傘の上にのせて持ち帰った。常備していた虫かごに腐葉土を入れて、かたつむりの家を作った。キャベツやニンジンなどの野菜をやり、名前(今はもう忘れてしまった)をつけて可愛がった。ニンジンをやれば、オレンジ色の糞をし、青菜をやれば緑色の糞をした。乾いた天気の時は殻の入口に膜をはって中にこもってしまうのでその膜をわざと破って、出てくるようつついてみたり、霧吹きをして湿度を上げてみたり。
どんな理由か忘れてしまったが、ある日、かたつむりを逃さなければならなくなった。泣いてお別れをして、アパートのわきに夾竹桃が生えているジメジメしたところがあったので夾竹桃の葉の上に逃がしたが、その後、夾竹桃には毒があることを知って、慌てて逃がした場所に戻ったが、もうかたつむりはいなかった。そこでまた大泣きしたのは言うまでもない。

こんなふうに育ったおかげで、虫は嫌いじゃない。(蛾は例外)後々聞いた話では母は本当は虫やらがあまり好きじゃなかった(特にあおむし)が、子どもの興味を否定してはいけないと必死に耐えていたそうだ。
うちの子どもたちも初めは虫を怖がって、見つけると逃げ回るか、踏みつぶす(!)かだったが、最近はやっと触れるようになってきた。そのうち、「虫を飼いたい」と言い出さないかなと楽しみにしている。

今週のお題「何して遊んだ?」